ポーランドのトロンボーン奏者のカロル・ガイダ氏、トーマシュ・ハイダ氏によるデュオ・リサイタルが開催されます。
主催からWind Band Press読者へのメッセージは以下の通り。
ポーランド国立放送交響楽団のトロンボーン・デュオ・リサイタルは、ともに国際・国内コンクール受賞歴多数の二人のトロンボーン奏者たちによる、この秋のトロンボーンイベントの目玉のひとつです♪
彼らのソリストとして日本初登場となるステージであり、おそらく日本で初めてのポーランド人トロンボーン奏者によるリサイタルイベントとなります。
度肝を抜くような高音域にフレキシビリティ、広いダイナミクス、超絶ヴィルトゥオージティ、美しいフレージングと歌心。二人のトロンボーンのスーパーマンの日本デビューを、ぜひ楽しみに・覗きにいらしてください!
公演詳細は以下の通り。
日時:2025年9月19日(金) 開場18:30,開演19:00
おおよその終演予定時間:21:00
会場:日本福音ルーテル東京教会
会場住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目14-14
(JR新大久保駅・JR大久保駅・東京メトロ東新宿駅)
会場についての備考:幼児室あり(不完全防音)※要事前お問い合わせ
入場料:一般 4,500円 / 26歳以下&65歳以上 4,000円 / 高校生 2,000円 / 中学生 1,500円 / 小学生 1,000円 当日各+500円 早割・グループ割 実施あり
チケット購入方法:
https://brassoftheworld.stores.jp/
または
管楽器専門店ダク 03-3361-2211
ジョイブラス 03-5480-2468
ノナカ・ミュージックハウス 03-5458-1521
山野楽器 ウインドクルー 03-3366-1106
ドルチェ楽器管楽器アヴェニュー東京 03-5909-1771
出演:
☆トロンボーン
トーマシュ・ハイダ(ポーランド国立放送交響楽団 首席トロンボーン奏者)
カロル・ガイダ(ポーランド国立放送交響楽団 副首席トロンボーン奏者)
☆ピアノ
秋山朋葉(東京音楽大学大学院)
☆トロンボーン(共演)
黒金寛行(NHK交響楽団 バストロンボーン奏者)
パブロ・ティティアイエフ(パシフィックフィルハーモニア東京 首席トロンボーン奏者)
品川隆(インターナショナル・トロンボーン・アンサンブル)
井上友(東京音楽大学卒)
黒田逸加(東京音楽大学卒)
青栁賢(東京芸術大学)
吉澤大志(東京芸術大学)
篠塚裕太(洗足学園大学卒)
プログラム:
K.セロツキ : ソナティネ
L.グレンダール : 協奏曲
J.M.デュファイ : バッハ風
R.モヤ : ヌリャ
G.プッチーニ : 星は光りぬ
菅野よう子:花は咲く
J.アグレル : ゴスペルタイム
CD・DVD・楽譜の販売あり
サイン会あり
主催・お問い合わせ:
ブラスオヴザワールド・JP
080-1225-5351
info@brassoftheworld.jp
演奏者のプロフィール
カロル・ガイダ Karol Gajda
1991年生まれ。ポーランド南部のクラクフ音楽院およびショパン音楽院大学でツジスラフ・ストラルチーク教授に、ドイツ・ハノーファー音楽大学でヨナス・ビルント教授に学びました。
カロルは国内および国際コンクールでの輝かしい受賞歴を持ちます。2010年、19歳で臨んだ第45回マルクノイキルヒェン国際コンクール(ドイツ)で第1位を受賞したのを皮切りに、翌2011年の第22回「チッタ・ディ・ポルチア」国際コンクール(イタリア)第1位、同年の第63回「プラハの春」国際コンクール第3位、および2016年のブダペスト国際テナートロンボーン&バストロンボーン・コンクール第2位を、それぞれ受賞しました。
2009年、若い音楽家たちのための「ユーロヴィジョン・コンペティション」のための予選ラウンドとして位置づけられている「ヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー」でファイナリストとなり、同年カロルはポーランド文化庁および「ヤング・ポーランド」(ポーランド国家遺産)からそれぞれ奨学金を授与されました。
ソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド放送交響楽団、プラハ室内管弦楽団、フォークトランド・フィルハーモニー管弦楽団、チュールザクセン・フィルハーモニー管弦楽団と協演したほか、室内楽奏者としてポーランド国内外で活動しています。2013年に「ヨーロピアン・トロンボーン・フェスティヴァル『スライドファクトリー』」(オランダ・ロッテルダム)に招待されソロ・リサイタルを行ったほか、2010年アメリカ・オースティンおよび2012年フランス・パリの2回のインターナショナル・トロンボーン・フェスティヴァル(ITA)や、2012年ハノーファーおよび2015年ロストックインターナショナーレ・ポザウネン・フェライニグング(IPV、ドイツの国際トロンボーン・フェスティヴァル)のゲストとして招聘されています。
2016~17年シーズンに務めたポーランド・バルティック・フィルハーモニー管弦楽団(グダンスク)の首席トロンボーン奏者を経て、2017年より現在のポーランド国立交響楽団カトヴィツェに在籍。ショパン音楽大学(ワルシャワ)およびクシシュトフ・ペンデレツキ音楽大学(クラクフ音楽アカデミー、クラクフ)で後進の指導にあたっています。
室内楽奏者として、オランダ人奏者たちを中心とした「インターナショナル・トロンボーン・アンサンブル」(ITE)の日本ツアー2013やレコーディングに参加しているほか、ドイツ・ハノーファー音楽大学出身でメンバーを構成する「トロンボーン・ユニット・ハノーファー」(TUH)のメンバーとしても2017年に来日を果たしており、その柔軟な音楽性と協調性、そして超人的な高音域の安定感と表現力は、トロンボーン奏者たちのあいだでも稀有な才能として定評を得ています。
トーマシュ・ハイダ Tomasz Hajda
ポーランド国立放送交響楽団カトヴィツェの首席トロンボーン奏者、今日のポーランドのトロンボーン界を代表する奏者のひとりであるトーマシュ・ハイダは、1983年生まれ。初めてのトロンボーン・レッスンは14歳の時でした。
2007年、ポーランド南西部ヴロツワフにあるカロル・リピンスキー音楽アカデミーのミハウ・マズルキェヴィッチのトロンボーン・クラスを卒業しました。ワルシャワ、カトヴィツェ、ドンブローヴァ・グルニチャ、グダンスク等、ポーランド国内のコンクールで数々の入賞歴を誇り、ソリストとして国内各地の数々のオーケストラと共演しています。
現在、自身が首席奏者を務めているポーランド国立放送交響楽団とともにK.セロツキ作曲「トロンボーンのためのソナティネ」(管弦楽版)、同「トロンボーン協奏曲」、およびW.フリーマン作曲「トロンボーン協奏曲」を収録したレコーディングは、永久保存版です。
室内楽奏者として、トーマシュは「シンフォニア・ヴァルソヴィア・ブラス」や「ポーリッシュ・ブラス・クィンテット」に参加。
2019年に博士研究員の学位を取得したヴロツワフのリピンスキー音楽アカデミーで、2008年よりトロンボーンと室内楽の講師を務めています。
お近くの方はぜひ足をお運びください。
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